R太のスパークリング日和

R太です。40代のおじさんです。男女2人の子育てと家事にフルコミット中。 どうにもならない日々のいらだちや喜びを書いてます。

単純労働に高齢者が増えている気がする

f:id:a-ruta:20190305130324j:plain

これから進む、少子高齢化社会。

でも、住んでいる場所や状況によっては、そう?みたいな人もいるかもしれない。

かくいう私も、街に出ると子育て世代がたくさんいたり、そもそも行楽なども、子ども中心の生活なので、子どもがいるところをうろつく。

そうなると、なかなか実感できないこともある。

 

ただ、ちょっと気になるのは、単純労働の仕事で高齢者をけっこう見かけることだ。

新聞配達や交通量調査や交通誘導など。決して楽な仕事ではない。

早朝ジョギングしていると、チャリンコに乗って新聞を配る高齢の方。

交通量調査や交通誘導で夏場に真っ黒になった高齢者の方。

 

かつて、こういった単純仕事は、学生の専売特許であったはずだ。

かくいう私も、交通量調査や騒音調査を長時間やった(12時間、ときには24時間!)

たしかに、こういった仕事は給与がいい。

しかし、まじでキツイ。

同じ場所で、同じことをする。夏とか冬なら地獄の苦しみである。

でも、若さの特権として体力がある。また、稼いだ金の使い道(デートや海外旅行や飲み会など)に思いを馳せて耐えられる。

でも、このような辛い仕事をなぜ、定年を迎えただろう高齢の方がやるのだろうか?

答えは簡単である。

生活費を稼ぐためであろう。家にいるとボケちゃうから、働きたい。という人も一定数いるかもしれない。

でも、そういう人はもっと楽な仕事をするのではないかな?


あとひとつ、辛い事実として、引きこもりの子どもを養うため…、というのがある気がする。


かくいう私も、短期間であるが引きこもりになったとき、父が定年の年であったのを会社に頼み、予定を延ばして働いていた。


今となっては、すいませんという気分であるが、そういう人も多いのかもしれない。

 

www.kahoku.co.jp

そんなことを考えていたら、ちょっとキツイ事件が最近起こった。

山形の高齢夫婦変死事件で長男が逮捕された事件だ。
しかも、この事件の場合、孫もいたらしい。いたたまれない。

こんなに頑張って、この結果かと…。

まぁ、他人には全容はわからないのだが、キツイ。


尾畑さんみたいに、生きがいとして、いきいきと生きている高齢者がいる一方、やむなく厳しい現実に生きている人もいる。

それが、少子高齢化社会の現実でもあろう。

そして、残念なことに、それは始まったばかりである。そして、解決策がほぼない。