R太のスパークリング日和

R太です。40代のおじさんです。男女2人の子育てと家事にフルコミット中。 どうにもならない日々のいらだちや喜びを書いてます。

刷り込み。ディズニーランド好きの親なら子供も好きである。

姉は3つ上で独身。姉も自分もじつは長らくディズニーランドがあまり好きではなかった。ディズニーランドは1983年に開園したんで、当時自分は小学校高学年。姉も中学かその手前。家族で行っててもおかしくないなぁ。でも行ってない。おそらく親があまり好きではなかったんだろうと察する。今聞いてもなんかイマイチ嫌いな感じ。そういえば、山によく連れて行かれた。

まぁそれはいいとして、大人になっても、長らくディズニーランドはあまり好きではない、と考えていた。実際数回やむなく、行ったくらい。こういった子供っぽいテーマパークは俺には合わない、くらいの感じであり、それが自分の個性であるとすら感じていた。どうやら姉もそうらしい。今もって混み合うテーマパークは苦手のようだ、姉は。それが自分のアイディンティティのようである。姉は自由きままな独身だ。

自分はどうだろうか。ディズニーランド、今、好きである。妻が好きでよく付き合ったのを皮切りに。その後、子供ができてなにかあれば行くようになった。今では、近くにホテルをとって泊りがけで行くありさま。はっきりいって、軽いファンである。夜の閉園までたっぷり堪能できる。6歳息子は男の子であるが、もはやディズニーランド大好きである。

何が言いたいのかといえば、自分のアイデンティティと思い込んでいたものが実は、親の刷り込みではないかと思い始めたからだ。もし親がディズニーランド好きで、よく連れて行ってもらっていたら、姉弟ともにそのアミューズメント施設を嫌う理由があるだろうか?いやない。なんとなく忌避しているものが、じつは誰かに影響されているだけというものは多い。そして、不幸なのはそれが更新されないことである。

姉と最近話したが、やはり自分の個性として色々嫌いなものが有る。でも、かなり親の影響を受けている気がする。そして更新されていない。子供ができる配偶者ができるというのは、その世界に引き釣りこまれることである。そして、持っていた価値観は「あれ?大したもんじゃなかったな」といともたやすく変わるのだ。それはかなり幸せなことだと思う。子供はなにを好きになるかわからない。でも、あまり環境を押し付けずやんわりと色々なものに触れさせていきたいと思うな。