R太のスパークリング日和

R太です。40代のおじさんです。男女2人の子育てと家事にフルコミット中。 どうにもならない日々のいらだちや喜びを書いてます。

蓋とひよことブランコと 気になったこと

その1 ペットボトルの蓋パカパカ

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ちょっと調べてみた。案外、こういうのってそのまま放置してるけど、こどもに聞かれたりしたら厄介だから一応知識として。基本はこれ。

  • 「空気は冷やすと体積が小さくなり、温めると体積が大きくなる」

 

冷蔵庫からだして冷えた水を、放置しておくと、とくに夏場などはすぐに温くなる。ペットボトルの中身が冷気から暖気にかわるので、体積が増える。そうすると、ゆるくしめている蓋を圧迫。パカ。でも、蓋の重さでまたパカっとしまる。これの繰り返しとのこと。

ポイントは、気体の温度だったのね。こういう知識って小学生とか中学でとまっているから、貴重。理系を先行していたらこういう科学的な知識(?)っていっぱいあったろうなぁ。

 

その2 食用卵はひよこにならない?

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「ヒカルの卵」という小説を読んで、今更ながら知ったことがある。いわゆる食用の卵は、ひよこにならないということ。食用卵は、無精卵。つまり、雄は無関係ということである。少しビックリした。だって、卵は命を頂いていると思っていたから。少なくとも命は奪ってない、と。

鶏の食用卵は排卵の卵

人間の女性も、毎月排卵がある。生理というやつである。生理に男性は関係ない。女性の体の構造として排卵しているのだ。鶏の女性も排卵がある。スパンは人間と違って、毎日だそう。
鶏は体内で子供を育てないから、排卵する卵の中に、生まれてくる子供のためのすべての栄養素を入れる。毎日ポンポン生み出す卵は、子供は入ってないが、子供が育つ栄養は入っているということ。人間にとってなんという都合のよい食べ物か。鶏の男性と一緒に住まわせれば、有精卵が生まれてくる。性行為をするのでね。こちらは文字通り精子をもった卵。雛にかえるやつだ。

スーパーに売られているのはだいたい無精卵であり、有精卵と比べても栄養素は遜色ないとのこと。なら有精卵を食べる必要はない。
命を食べてないからいい、とは思わないけど、少し罪悪感は減る。でも、ある意味人間が食べるものをせっせと作り出さなくちゃいけない鶏も気の毒だなぁ。家畜に寄り添うことはできないけど、たまに考えると、ありがたく食べさせていただきますと思うなぁ。

その3 ブランコの起源

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娘はブランコ好き。小高く上げて離すと結構勢いが出るコイツ。しかし、周りの注意を怠らないのが肝。1-3歳のちびっこはマジで危ない。1度見た忘れられない光景…。

脇目も振らず侵入してくる幼児

勢いよくこぐ小学生3年くらいの少女。こいだブランコが戻ったタイミングで1-2歳のちびっこ男児がイン。強烈なクラッシュ。頭を打ち付けるちびっこ。世界が止まるような瞬間。抱きかかえるちびっこの父。事故にショックを受ける少女。

少女の父が来て謝る。火が付いたように泣く男児。とまどう少女。施設の係り員を呼びに行くために、一旦その場を離れる少女とその父。父が少女の耳元でささやく声。「お前は悪くはないぞ」。男児の父よりこの少女の父に感情移入してしまった。たしかに、難しい局面だ。
まぁ、そんな危険性もはらみつつ、娘は相変わらずブランコ好き。最近立ちこぎまでしだしたよ。ところで、ブランコのこと、どこまで知っているだろうか。

語源はポルトガル語

ポルトガル語には「Balanco」という言葉があってスイングするという意味の言葉らしい。これが近いという説。またはそのまま「Blanco」は白いという意味らしい。白いブランコが定番だったのだろうか?語源をたどるとブランコは諸説あるけどポルトガル語が有力らしい。

ブランコそのエッチな起源

ブランコの起源は諸説ある。かなり古い遊具らしいブランコ。日本へは中国を通じて伝わったらしい。括目すべきなのは、中国においては鞦韆(しゅうせん)とも呼ばれ、少しエッチな遊具だったというのだ。こんな感じ…。
皇帝の前でブランコで遊ぶ宮仕えのオンナ。揺れるほど、裾がたなびきめくれ上がる。薄めで遠くから見てる皇帝の性欲が徐々に高まり、あの女を夜呼べ!となる。かつて中国ではブランコを、夜伽の相手探しに使ったとか。
とんでもないエロいシチュエーションだけど本当かなぁ。

箱型ブランコはどこに行った?

起源はいいとして、娘は基本的には、正統派で普通にこぎまくって遊ぶのだが、バリエーションが結構ある。立ちこぎだとか、鎖を何度もねじらせてグルグル回ったり。靴とばしとかもやったなぁ。近所の公園でも待ちができるほどの人気遊具。しかし、冒頭でも言ったがちびっこには気を付けたいところ。結構危ないのだから。
あとは、子どもの頃よくあったブランコバリエーションに箱型のものがあるが、いつのころかみなくなった。調べてみると、やはり事故が原因で撤去が進んだらしい。本体の重さが問題だったのだろう。一人乗りブランコのような感じで、チビッ子が彷徨い来てしまい、クラッシュ。でも、箱型ブランコのこの重量。脳挫傷などで亡くなる事例もあったらしい。なんと、十数件ほど死亡事故があったらしい。
そんなこんなで、娘が大好きなブランコだが、一番は性的な遊具の起源がおどろいた。日本ではさすがにそんなことはやっていないっぽいけど。日本では嵯峨天皇(842年没)の時代の歌に詠まれていたくらい古い遊具。
そんな目で見ると、ブランコもなんだか趣があるなぁ。